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各政党の憲法改正に対するスタンスまとめ 改憲派・護憲派・日和見派それぞれについて

最近、憲法改正に向けた動きが盛んです。
今の情勢を見る限りでは、2016年夏の参院選では間違いなく憲法改正が争点になると思われます。

そこで、2015年5月10日現在での各政党の憲法改正に対する立場をまとめました。

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改憲護憲

※「改憲派・護憲派」という言葉には「憲法改正に賛成か反対か」・「憲法9条改正に賛成か反対か」、という2つの意味がありますが、この記事では前者の意味で「改憲派・護憲派」という言葉を使ってます。

改憲派政党

自民党

党是が「憲法の自主的改正」なので憲法改正にはもちろん賛成。
2016年参院選で争点になるであろう「環境権・緊急事態条項・財政規律条項」追加改憲運動の主導者でもあります。

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本命は憲法9条2項改正(自衛隊の国防軍化)

2012年には憲法改正草案も発表済み。
ただし基本的人権の制約強化などで非常に評判が悪く、改憲派からも「あれには賛成できない」という声が多いため事実上お蔵入り中。

維新の党

党の政策として憲法92条などの改憲を掲げる。
「環境権・緊急事態条項・財政規律条項」追加改憲や96条改正(憲法改正の発議要件緩和)にも賛同。

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本命は憲法42条・67条・92条改正(道州制・首相公選制の導入、参議院の廃止による一院制化)

9条改正については自衛隊の位置づけ明文化はまとまっているらしいが、そこから先は明言なし。(党内でも9条改正賛成派と反対派が拮抗

次世代の党

党是が「自主憲法の制定」なので憲法改正にはもちろん賛成。
「環境権・緊急事態条項・財政規律条項」追加改憲や96条改正にも賛同。

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本命は現行憲法すべての改正(自主憲法の制定)

9条改正にも一番積極的な政党(自衛隊の国防軍化を主張)

日和見政党

現行憲法に新しい人権などを加えるという『加憲論』を公約として掲げているため、憲法改正には一応賛成を示しています。

「環境権・緊急事態条項・財政規律条項」追加改憲運動にも嫌々ながら賛同。96条改正については「統治機構部分の改正要件緩和ならいいよ」とのこと。

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本音では、たとえ環境権の単独追加でも改憲には協力したくない(理由は将来の9条改正につながるため。詳細は次回)が、連立パートナーの自民党が改憲に積極的なため仕方なく賛同。

強きにへつらい弱きをくじくコウモリ政党が本領を発揮しています。

9条改正には反対。

護憲派政党

共産党

護憲派政党の代表格。
将来の9条改正につながるので、たとえどんな形であれ憲法を改正することには猛反対。

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天皇制廃止を唱えているので本来は護憲派ではなく憲法1条改正を主張するべきなんですが、その矛盾についてはよくわからない謎の理論を唱えて正当化しています。

「環境権・緊急事態条項・財政規律条項」追加改憲にも当然反対。

9条改正には反対。
過去には日本人民共和国憲法草案を発表済み。

社民党

元祖護憲派政党。
将来の9条改正につながるので、どんな形であれ憲法を改正することには猛反対。

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天皇制廃止も最近は唱えてないっぽいので完全な護憲派政党。

「環境権・緊急事態条項・財政規律条項」追加改憲にも当然反対。

9条改正には反対。

ちなみに、次の参院選で吉田党首か福島みずほのどちらかが落選する可能性大

党としての統一見解が出せないゴミ政党

民主党

岡田代表が「安倍政権下での憲法改正論議は~」とか「立憲主義の精神が~」とか意味不明なことを言っていますが、要は「党内の意見がバラバラで党としての統一見解が出せませ~ん。適当な難癖つけて時間稼ごう」ってことです。

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というか、赤松・輿石・横路みたいな真性護憲派左翼から前原・長島・松原仁議員のような積極改憲派までが同居してるので、憲法改正でまとまった見解を出すことなんてどう考えても不可能です。

「環境権・緊急事態条項・財政規律条項」追加改憲および96条改正・9条改正についても各個人で考えはてんでバラバラ。

信念なき寄せ集め集団らしい末路といえる

※生活の党以下略・日本を元気にする会・新党改革は何の影響力もないし誰も興味が無いので省略です。

次回(一週間以内に書きます)

なぜ9条改正ではなく環境権や緊急事態条項みたいな(言い方悪いけど)ぶっちゃけどうでもいいところから改正するのか。

そこに隠された自民党や維新の狙い。(まあほとんどの人はもう気づいてると思いますがw)

「環境権」の憲法への追加は「基本的人権」の拡充なのに自称リベラル派はなぜ賛成しないのか~共産党や公明党などの政党も消極的な理由について。

大阪都構想の住民投票で反対派が勝利し、維新の党が壊滅したため改憲論議は事実上終了しました。発議ももう無理でしょう。

2016年の参院選で憲法改正が争点になることもなくなるので続きはなしで。

※おまけ:管理人の立場

天皇の国家元首化・自衛隊の国防軍化・96条改正・道州制および首相公選制の導入・参議院の廃止による一院制化・憲法裁判所の設置といった改憲案にはすべて賛成です。

ただし自民党の改憲草案は基本的人権の制約強化に不安があるのと、なんか色々と押し付けがましいので反対です。


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コメント

  1. よみ人知らず より:

    共産党のは・・・多分アレだろ、戦後に一部にいた「天皇制を維持することを前提とした共産主義革命」とかいう意味不明な考えがまだ残ってるんだろ

    あと天皇の国家元首化は賛成できませんねえ
    戦前みたいに統帥権侵犯問題とかやっちゃう?

  2. よみ人知らず より:

    労組の醜悪さと矛盾って共産党の体言そのものだよな。

    憲法はその時代にあったものに作り替えないとダメ。ましてや共産党の場合は思想そのものが憲法に矛盾してるんだからもっと自覚を持つべき。もっとも指導者はわかってて矛盾を平気で口にしてるんだし自覚を持たなきゃならんのは支持者の方。
    考える力がないから矛盾を議論しようとしないし対案も考えないんだよ。そんなんだから共産党は信用できないんだよ。

  3. ベアー より:

    管理人様とほぼ同意見です。天皇の国家元首化だけはちょっと反対(“天皇は日本の象徴”で現状維持派)ですが国防軍もまぁ、どちらかというと賛成かなと思いますし、96は緩くし過ぎなければ全然ありだと思います。
    自民の改憲草案は何というか「強い権力を持つもの(≒内閣など)が台頭する時代に」みみたいなのがひしひしと伝わってきてあまり好きではありませんね。21条の「公益」とかを中心に、解釈を変えやすい言い方にして、憲法改正後にさらに都合の良いように法律を作っていく、と言った行為の温床になるようなものが多数見受けられます。改正するなら解釈改憲出来る幅を今より狭めるくらいして欲しいです。というかそれ(≒ある意味、私の中で政府への信頼と同意義)があっての96条改正だとも思います。

  4. よみ人知らず より:

    とても解りやすい図ですね

    各党の説明も明快で理解しやすいですね

    共産党は、もっと戦前戦後の歴史的な経緯も触れたらと思いますけど

  5. よみ人知らず より:

    自民の案は憲法尊重擁護義務もいじってたんだ。
    国民が尊重する義務を負うと一般化することで、公務員は特段の尊重をしなくていいようにする意図かな。
    人権の要件に愛国心をあげていた頃よりはマシになったけど、腹の中が信用ならんのは相変わらずだね。

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