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【随筆】維新の党と連合、定期的な政策協議の開催で合意 野党再編への布石

維新江田代表と連合古賀会長、定期的な政策協議の開催で合意

維新の党の江田憲司代表は3日夜、都内で民主党の支持団体、連合の古賀伸明会長と会談した。
両氏は維新と連合で定期的な政策協議を開くことで合意した。10日に初会合を開く。
 
江田氏は将来の野党再編には連合との連携も必要とみて、関係構築に乗り出している。
 
会談には連合の神津里季生事務局長も同席した。
年3~4回をめどに政策担当者らによる定例協議を開くほか、雇用関連など連合が重視する法案の審議時にも意見交換することで一致した。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS03H68_T00C15A2PP8000/?utm_medium=twitter&utm_source=dlvr.it

江田

このニュースには驚きました。

2月10日に柿沢議員と連合の政策担当幹部が話し合うのは知っていましたが、まさかその前に定期政策協議や労働法制審議時の意見交換まで合意してしまうとは…

あまり話題にはなっていないみたいですが、これは野党再編へつながる大きな動きだと思います。
なぜならこれにより連合傘下労組による維新候補への支援が行われるようになる可能性があるからです。

また全部合流にしろ離党一部合流にしろ、維新・民主新党へ民主党の議員が移ったとしても連合から継続して支援を受けられるようになるからです。もしそうなれば民主党の一部議員が離党するハードルは一気に低くなります。

また、ここまで書くと維新側にだけメリットがあるように見えますが、連合側にもメリットがあります。

1.国政への影響力増大

民主党と公明党に加えて維新とまで協力関係になれれば国会での発言力もその分かなり増します。

2.野党再編を主導

今まで野党再編からは半ば蚊帳の外に置かれていた連合ですが、これで維新民主両政党に影響力を及ぼせるようになり野党再編を主導できる立場になりました。

3.民主党がダメになった時の保険

どこまで実現するかはわかりませんが、大阪都構想実現と橋下市長の国政進出・民主党一部議員の維新合流などがあれば民主党がオワコン化する可能性があります。
連合は立場上自民党とは協力できません。もし民主党がオワコン化し、さらに維新とも関係が悪ければ国政へ関与することが不可能になります。
それを避けるため、連合が保険として維新にも肩入れしておくのは生き残り戦略上重要です。

4.2016年参院選で組織内候補を維新から擁立で勢力拡大

民主党の参院比例枠は改選が16人もいてさらに全員が組織内候補なのでかなり激戦です。
一方維新の参院比例枠はゆるゆるなので組織票のある候補が出れば確実に当選できます。
なので、もしかしたら次の参院選では民間労組系の候補が維新から出たりするかもしれません。

ただし本当に維新と連合が協力できるのかはかなり怪しいです。

理由は2つ

1つ目:解雇規制緩和と同一労働同一賃金、雇用の流動化

維新の党はオランダ型の雇用法制=解雇規制緩和と同一労働同一賃金を含む雇用の流動化政策を掲げています。
一方で、連合は昭和型の正社員終身雇用維持を熱烈に主張しています。
まるで正反対の政策ですがどうやって折り合いをつけるんでしょうか…

2つ目:自治労・日教組などの公務員労組との関係

説明不要でしょう(笑)
民間労組だけ個別に維新と協力する形になるんですかね?
ちなみにこの記事で江田代表と合意した古賀会長は電機連合出身、
神津里季生事務局長は基幹労連出身で両方とも民間労組です。

はてさてどうなることやら。


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